設立趣意

近年、パソコンによる情報化の波やインターネットの普及は非常に早いスピードでおとずれました。

様々な情報がインターネット上で公開され、人々は電子メールでコミュニケーションを取り、そして職場や学校そして日常生活の場面でもパソコンが使われるようになりました。

通常のメディアだけでは情報弱者となりがちであった視覚障害者にとって、「パソコンが使える」ということは、生活面だけではなく就労や学業など多方面に渡ってその質を大きく変えるものなのです。

しかし、視覚障害者がパソコンを操作するには、健常者や視覚以外の障害者がパソコンを操作する以上に困難なことがあります。

まず、画面が見にくい、見えないということ、マウスを使う代わりにすべてキーボードから入力してパソコンを操作する必要があるということ、音声ソフト等の導入が必要であることです。

そこで視覚障害者ITサポートとやまは、視覚障害者のパソコン利用が快適・積極的に進むようパソコンサポートを充実させ、パソコンの指導を通じ、視覚障害者の情報バリアフリーを支援すると共に、社会参加と自立の促進に寄与することを目的に設立いたします。